命式の作り方・前説



四柱推命の命式はその名の如く、
年柱ねんちゅう (=年の干支月柱げっちゅう (=月の干支日柱にっちゅう (=日の干支時柱じちゅう (=時の干支
4つの柱から成り立っています。
本家中国では、先天八字または八字と呼ばれています。


命式の作り方

  年柱月柱(の求め方)  1930〜49年  1950〜69年  1970〜89年  1990〜2009年  2010〜29年
  日柱と時柱(の求め方)


占いに必要な個人データ

・生年月日
戸籍上の記述と実際が違う場合は、実際の方。
・出生時刻
何時台の生まれかが解ればよい。
人によっては、もっと細かい時刻(分)を要する場合があります。
・出生地
必要のない場合もあります。
日や時刻の境目に生まれた人の場合、必要となります。
市町村名まで解るとベスト、経度が出せれば良い。(緯度は不要)
生まれた産院や母親の実家など、現実に生まれた場所。
・性別
命式作りには必要ありませんが、
後天運の大運たいうん (10年ごとの運の流れ)を出すのに必要です。

四柱推命で使う時刻は、の刻・丑の刻など、 2時間刻みのものです。
その時刻の境目に生まれた方の場合は、詳しい出生時刻と出生地が必要となります。
『西洋占星術』〜出生時間が解らない時出生時間の推測法  も併せてご覧下さい。


四柱推命で使う暦

四柱推命で使う年月日時はそれぞれ、
十干と十二支を組み合わせた六十干支が 規則正しく循環するものです。
例えば、2002年3月9日02時00分は、四柱推命の暦を使うと、
壬午癸卯丙子己丑時」 と表されます。 (みずのえうま・みずのとう・ひのえね・つちのとうし)
なお、各年月日時の始まりは、一般の暦と異なります。


補足説明その1

年と月は、太陽と地球の位置関係で(=地球の公転によって)決まります。
地球の自転には関係ないので、始まる日時はどの地域でも共通です。
ただし、その年によって、始まる日時には変動が出て来ます。

日と時はその反対に、地球の自転によって決まります。
地球の公転には関係ないので、始まりは毎日一定です。
ただし、その地域の経度によって、始まりには変動が出て来ます。
兵庫県明石市(日本の標準時の基準・東経135度)から、 東に1度動くごとに4分ずつ早まります。
詳しくは、 全市町村の時差/経度/緯度 のページをご覧下さい。

補足説明その2

国立天文台から発表される、 二十四節気の日時のうちの十二が、
それぞれの月の始まり(節入り)に対応します。
寅月は立春(りっしゅん)、 卯月は啓蟄(けいちつ)、 辰月は清明(せいめい)、 巳月は立夏(りっか)
月は芒種(ぼうしゅ)月は小暑(しょうしょ)月は立秋(りっしゅう)、 酉月は白露(はくろ)
戌月は寒露(かんろ)、 亥月は立冬(りっとう)月は大雪(たいせつ)、 丑月は小寒(しょうかん) から始まります。

(2002-03-03) ※2007-02-26、2010〜2029年分のデータを追加。



四柱推命
四柱推命=基本の考え方
・命式の作り方
天中殺、大殺界など

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